オイルシールの保管と使用
オイルシールの取り付け場所がどれほど適切に設計・選定されていても、取り扱いを誤ったり、組み付けを不適切に行ったりすると、意図した性能を発揮できません。本章では、オイルシールの正しい組み付け・交換方法について説明します。ご使用前に十分にお読みになり、注意事項を守ってください。
1... 保管上の注意
オイルシールを保管する際は、以下の点に注意してください。
1) 使用しないときは、包装を開けないでください。汚染や損傷の原因となります。
2) 直射日光に長時間さらさないでください。紫外線はゴムの老化を促進します。
3) 湿気の多い場所には置かないでください。オイルシール周りの金属部品やバネ付きのものは、錆びる可能性があるので特に注意してください。
4) ボイラーや炉などの高温熱源の近くに置かないでください。熱はゴムの老化を促進します。
5) 釘や針金などで吊るしたり、ロープに通したりしないでください。オイルシールの変形やリップの損傷の原因となります。
6) 開封済みの未使用オイルシールを保管する場合は、錆、埃、砂などの異物が付着・侵入しないように対策を講じてください。
7) オイルシールを使用・取り扱い時には、変形やバネの脱落を防ぐため、過度の衝撃を与えないでください。
2... 保管期間
オイルシールの保管期間を下記の表に示します。保管期間の基準は以下の通りです。
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***上記の表に示す保管期間は、直射日光、高温、高湿を避け、標準的な包装で倉庫に保管されたオイルシール製品を対象としています。
***ゴムと金属が一体になった製品の錆(鉄錆)は、保管環境に大きく影響されるため、このリストからは除外されています。
***長期間保管された製品を使用する前に、まず錆がないか確認してください。
***ゴム製品の表面に白い粉(乳化)が現れることがありますが、性能には影響しません。

